年々合格率が下がり、狭き門となっているケアマネージャー試験。合格するには、勿論単純な話、勉強すればいいのですが、仕事をしながら勉強することになる方が多いと思いますので、そんなゆっくりとできるはずはありません。
また出題範囲も広く丸暗記などとても及びません。そこでまずは自分の得手不得手を明確にすることが大事です。過去問題を解いてみればわかります。採点すればどの科目が得意か苦手か一目瞭然です。そして苦手分野を埋めることを止めて、得意分野で確実に点が取れるようにしていきましょう。苦手分野というのは不思議とどれだけ勉強しても苦手なままです。
自由な時間は有限です。その限られた時間を勉強してもあまり効果の出にくい苦手分野に振るのか、勉強すれば更に加点が見込める得意分野に振るかといえば答えは明白です。確実に加点していける分野を鍛えましょう。
それと勉強する時に大切なのが「後の実務に役立てたい」「業務に役立つ知識を得るために勉強する」とは考えないことです。試験が求めているのは、後の業務に役に立つ知識を持っているかではありません。勉強時に目標にすべきなのは、あくまで合格点に達する知識を有しているかどうかです。すなわち合格点をとることに終始するべきなのです。
後に役にたてようと多くのことを学ぼうとするといくら時間があっても足りません。効率よく勉強して合格し、それからのことはそれから考えるようにしましょう。